AVのお仕事は、風俗とはまた違った怪しさを感じてしまいますよね。
AVは映像として世に出回るものですから、余計に心配や不安事が大きく募るはずです。
また、風俗と違いプロダクション(事務所)がどういったところかを知る機会が少ないため、AVに興味があっても中々踏み出せない、なんて女性が多いかもしれません。
- AVのプロダクション(事務所)ってどんな所?
- プロダクション(事務所)はどんな感じ?
- お仕事までの流れも色々気になる….
上記のようにAVのプロダクション・事務所、そしてお仕事までの流れも気になるところです。
目次
AVプロダクション(事務所)ってどんなところ?
- 怪しい場所に連れて行かれそう
- お仕事を強要させられそう
- 面接の動画を録画されて脅されそう
- 怖い人が出てくるかも…
AVのプロダクションのイメージを聞くと、多くの女性はこのように回答しています。不安に思うことは当然のことです。
では、実際のAVプロダクション(事務所)はどのようなものなのかというと….
基本的には一般の企業と隣接するビルや、芸能プロダクションと同じ人目に付く場所に事務所を構えていることが多く、怪しい場所にある・怪しい場所へ連れて行かれることはありません。
【AV】という想像で色々マイナスなイメージを持たれてしまいがちですが、仕事内容は一般の芸能プロダクションとなにも変わらないのです。
唯一違うのは、【アダルト系】を取り扱っているということだけです。
実際にAVの面接を受けに行った女性の声を聞いてみると…意外な感想が多く寄せられています。
- 大きな通りにある綺麗なビルの中でビックリした。
- 普通の事務所、風俗よりも綺麗で広いオフィスみたいな場所だった。
- 女性のスタッフさんもいたので安心しました。
男性のみと思われがちのプロダクションですが、中には女性スタッフも在駐しているところもあるのです。
AVプロダクションの業務内容
プロダクションは、女優さんのマネージメント全般(仕事の営業、スケジュール管理、お給料管理、どうしたら売れるか、稼げるか)を行なっています。
お仕事をスムーズにする為に様々なサポートしてくれるのです。
AVプロダクション選びからお仕事までの流れ
続いては、プロダクション選びからお仕事までの流れをご紹介していきます。
①プロダクションを見つける
AVのお仕事をするには、基本的にプロダクションに所属するのが一般的な流れになります。
なぜプロダクションに所属しなければならないのかというと、管理・マネージメントされている女優さんの方が、トラブルも少なくメーカー側も安心だからです。
知名度もない女優さんや新人さんであれば、プロダクションに所属をした方が、メーカーさんも安心して仕事の依頼ができるので、最短でお仕事が貰えるんですね。
会社の大小に関わらず、実に100以上のプロダクションが存在します。
- あの女優さん可愛い
- あの女優さんみたいになりたい!
- ギャラの高さ
- 興味があるジャンル・コンセプト
目標や好きな女優さんがいる・興味のあるジャンルがあるなど、自分が目指しているものが当てはまっていたら、そのプロダクションを受けてみるのが1番です。
特にない場合は、信頼性・安心感・有名な女優さんが所属しているプロダクションを選ぶのが良いでしょう。
②プロダクションへ面接・契約
プロダクションが決まったら、続いては【面接】と【所属するための契約】を結んでいきます。
まず面接では、風俗と同じようにエッチな内容を含め様々な質問をされます。
- AVを始めようと思ったきっかけ
- プロダクションを選んだ理由
- 稼ぎたい希望額
- エッチなことは好きか
- エッチの経験人数は
- 自身のセールポイントは
- どんなお仕事をしたいか
- 得意なプレイ・不得意なプレイ
- NGなプレイはあるか
- …etc
採用・不採用を決めるためと、後々トラブルにならないために色々な質問がなされていきます。
プロダクションによって多少内容は変わりますが、基本的にはこのような事を聞かれます。
面接で出来ない事・嫌なことばかりをあげてしまったり、態度が悪くなければ余程のことがない限り落ちることはありません。※前提として女性らしい容姿・雰囲気がなければ採用は厳しいです。
採用されると、そのまま所属する契約を結んでいきます。
③プロフィール作成・宣材写真
所属が決まった後は、プロフィール作成と宣材写真を撮影していきます。※面接当日に行うことも、別日で行なうこともできます。
プロフィールには、
- 芸名
- 生年月日
- スリーサイズ
- アピールポイント
- 可能なプレイ内容
- NGなプレイ内容
- …etc
など、プロダクションのスタッフと一緒にプロフィールを作っていきます。
宣材写真は、これからメーカーさんにあなたを売り込むための写真。
メーカーに売り込み、そこで気に入られる事によってお仕事の有無・ギャランティ(報酬)が決まってきます。
メーカーさんは、あなた自身と、このプロフィールに載っている情報を見て判断します。
AVメーカーに営業回り
プロフィールと宣材写真を作成したら、続いては【AVメーカー】に営業を掛けに向かいます。※オーディションとも呼ばれます。
メーカーで営業する内容は下記の通りです。
- アンケート用紙を記入
- 面接担当者とお話し
- 撮影をする(簡単な写真など)
プロダクションと同じように、アンケートや質問用紙に記入をし、面接担当者と話しをしていきます。
撮影は簡易的なもので、女性のルックスを把握し、今後の作品制作の参考として撮影されます。
営業回りなので、1社だけに行くのではなく、予定が合えば何社かに営業をしに行きます。
メーカーでも面接はありますが、面接の要領や聞かれる事などは、同伴してくれるプロダクションのマネージャーさんがアドバイスしてくれるので心配いりません。
どんな時でもマネージャーさんがサポートしてくれるので安心ですね。
①挨拶&アンケート用紙記入
仕事を獲得できるかどうかは、自分をしっかりアピールし売り込むことが重要です。
まずは第一印象でプラスなイメージをつけて、良い印象を与えましょう。
挨拶を交わした後、続いてはアンケート記入に入ります。
アンケート内容はプロダクションの面接時で聞かれた事と大体同じですが、さらに詳しい質問事項が書かれています。
- 初体験はいつ
- どんな場所で、どう感じたか
- おもちゃを使った経験は?
- 3Pはしたことがあるか?
などなど、ここでもエッチな質問がほとんどを占めています。
②面接担当者とお話し
記入が終わると次は面接官と色々な話をします。
こちらも基本はエッチな事を質問されます。
- どう触られたら気持ち良いか
- どこが感じるのか
- なにをされたら1番気持ち良いのか
- 興奮ポイントは?
- なぜ興奮するのか?
根掘り葉掘り質問されます。
こんなにもストレートに聞かれるとやはり恥ずかしいですが、徐々に慣れてきますので、ハキハキ答えてしまいましょう!
③撮影をする
プロダクションで撮影したのにまた撮るの?と思うかもしれませんが、大体のメーカーはカメラ写りの確認のために撮影をします。
この撮影では基本パンツ1枚か下着姿になり、撮影が行なわれていきます。
- 正面
- 側面
- 背面
- 上半身アップ
- 胸、お尻、脚
など、撮影で変なことをされるのではないかと心配に感じてしまうかもしれませんが、エッチな事(セクハラ講習的な)を要求されることは一切ありません。
オファーが来て、女性が承諾をすればお仕事決定です!
プロダクションからメーカーへ、以上の流れを経てお仕事が決まっていきます。
営業をしたメーカーさんの目に留まれば、後日仕事のオファーがプロダクションへ入ります。
自分が納得できる仕事内容・お給料であればお仕事確定!晴れてAV女優としてデビューが決定します。
あまりにムリな内容であれば断ることももちろん可能ですが、最初のうちは仕事を選ぶより依頼の来た仕事を熟して、ファンを作っていく事をオススメします。
こんなプロダクションには要注意!
本文内でご紹介したように、プロダクションは大小合わせて100社以上が存在します。
そんなにも多く存在しては、どのプロダクションが良い・悪いかは検討がつきませんよね💦
そこで怪しいプロダクションの特徴をいくつか挙げてみました。
- プロダクションのホームページが更新されていない
- プロダクションの住所が記載されていない
- プロダクションの口コミ・評判がネットに存在しない※できたばかりの会社は評判がない所もありますが、企業歴が長いのに書かれていないのは怪しいです。
- プロダクションで企画・撮影・販売を全て自社制作を売りにしている
- プロダクションの掛け持ちを制限していない
- 所属女優が数人しかいない
- ウェブや電話だけで面接ができると謳っている
- 面接に行くだけで保証金があると謳っている
- 面接の際に名刺を貰えない
- 面接後にAV撮影を促される(基本プロダクションはAV撮影を行ないません)
主に以上のようなプロダクションは危険な可能性が高いです。
HPが更新されていなかったり、住所が明記されていないのは確実に怪しい証拠。
なぜなら、非合法でプロダクションを経営しているため住所を記載できないからです。
また、会社の雰囲気がなにかおかしい…オフィスが汚いなど、実際に面接に出向いて異変に気付く場合もあります。
そんな時は何かしらの用事ができたと言って、早々に帰るか、決して書類にはサインや情報などを書き込まないようにしてください。
どんなに所属を勧められても、絶対に契約はしないでください。
まとめ
以上が【AVプロダクションはどんな所?仕事が入るまでの流れは?】についてでした。
AVのプロダクション(事務所)は、業種が業種なだけに、どうしても怪しい雰囲気が拭い切れません。
しかし、AVプロダクションもAVメーカーも扱っている商品が、「アダルト」という事だけで、一般的な会社となにも変わりません。
2016年の強要問題の影響で「AV人権倫理機構」が設立されたり、昔に比べ更にAV業界は健全な方向へ向かっています。
ただし、完全にすべてのAVプロダクション(事務所)が安心とは言い切れませんので、面接に行く際はくれぐれも油断をしないように注意してください。