【風俗】と【性病】は残念ながら切っても切り離せない関係です。
不特定多数の男性とエッチな行為をするということは、性病のリスクを上げることでもありますよね。高収入を稼ぎたいけど、性病が心配で中々踏み出せないという女性も。
そして性的行為をお仕事とするもう1つの職業が、【AV】です。不特定多数の男優さんとエッチをし、時に数人を相手にすることもあります。
ですが、AV女優・AV男優が性病に掛かったといった話しってあまり聞いた事ないですよね。むしろAVと性病をセットで考えることが少ないのではないでしょうか。
- AV女優や男優って性病は大丈夫なの?
- AV業界ではどんな性病対策をしているの?
- AV女優が性病に掛からない理由は?
- AVと風俗はどっちが性病になりやすい?
それでは実際AV業界の性病事情はどのうようになっているのでしょうか?
目次
AV女優が性病に掛かることはある?
仕事内容的に風俗よりも濃厚なカラミがいくつもあるAVでは、性病の危険性が高そうに思えますよね。しかし、実際AVで性病に掛かる率は、約1~2%ほど。
つまり約98%以上と高い確率で性病を予防できているということなんです。
もちろん性病のリスクが0%になることは、風俗やAVで基本的にはありません。
ですが風俗よりもAVの方がリスクが低いことは確かなのです。あれだけ濃厚なエッチをして、精子を飲んだり、中出しされる作品まであるのにビックリですよね。
AVで性病に掛からない理由
- 性病検査が義務化されている
- カラミ(エッチ)の前にはシャワーを浴びる
- コンドームを着用している
- 中出しに擬似の精子を使用している
- AV男優の性病・体調管理が徹底されている
- 現場の衛生面も配慮されている
①性病検査が義務化されている
AVのお仕事をするためには、撮影前に性病検査が義務化されています。
これは女優さん・男優さん共に1週間~1か月以内のものを提出することになっているので、ちょっと面倒だと思いますがその方が安心ですよね。
- HIV(抗原抗体)
- クラミジア(性器)
- クラミジア(咽頭)
- 淋菌(性器)
- 淋菌(咽頭)
- 梅毒(RPR法およびTPHA法)
- B型肝炎(HBs抗原)
- 尖圭コンジローマ(性器診察)
- 性器ヘルペス(性器診察)
性病は数種類も存在し、少しの接触だけで簡単に感染してしまうのもあれば、感染しても期間が空かないと発覚しない厄介なものまで様々。
簡単に掛かってしまう性病だからこそ徹底して予防や対策が重要になってきます。
性病検査の結果は、病院によって違いますが2日~1週間で分かります。結果が出る前に撮影はできないので、プロダクションに所属して直ぐに性病検査を受けることもあれば、撮影に合わせて検査を受けることもあります。
②カラミ(エッチ)の前にはシャワーを浴びる
作品にもよりますが、AVでは1日の撮影でカラミのシーンを2回~3回撮影します。
そのカラミのシーン毎に、男優さんと女優さんは、毎回シャワーを浴びて、歯磨きをするのがエチケットとなっています。
③コンドームを着用している
現在のAV業界では、撮影をする際はコンドームの使用が義務付けられています。※海外物や裏ビデオは話が別です。
AVの作品で、エッチをした後に「ぶっかけ」のシーンがありますよね、あれは膣から抜いて顔におチンチンをもって行くまでの間に、男優さんがコンドームを素早く外して発射シーンを撮影しているのです。
例え、「生で中出し」などの作品であっても、エッチのシーンを撮影する際はコンドームを使用するので安心です。※中から出てくる精子はどうなってるのという疑問が出てくると思いますが、後ほど説明します。
④中出しに擬似の精子を使用している
作品の中には、中出しをメインとしたものも多数存在します。一人の男性だけではなく、多数の男性に中出しされるといった過激なものも。
もちろん検査をしているので性病に掛かる危険性はないですが、作品の中には擬似の精子を使用し、あたかも中出しされたように演出している作品もあるんです。
擬似精子は、卵白、コンデンスミルク、朝バナナを混ぜてトロみを出して作ります。
なぜ代用するのかというと、性病などのリスクを減らし女優を安心させる為であったり、代用した方が精子を沢山作れるので視覚的にエロく見えるからなのです。他にも中出しや顔にかけられるのが苦手という女性も。
昔は実際に中出しをしているケースもありましたが、現在ではほとんどありません。
⑤AV男優の性病・体調管理が徹底されている
先ほどご紹介したようにAV男優も性病検査は必須であるのと同時に、体調管理を徹底して行なっている男優さんがほぼ占めています。
男優は女優さんと違い、プロダクションに所属というものがありません。完全に個人営業のように直接お仕事を手に入れていくのがAV男優さんです。
なので男優の場合は全ての責任が自分にあり、仕事のマネージメントや収入の管理も全て自分です。
事務所に助けてもらうといったことができないため、自身の管理が徹底しているんですね。性病に感染してしまえば当たり前ですがお仕事はできません。収入は0になりますし、印象も悪くなり今後仕事に繋がることが困難になります。
- 性病検査は確実にする
- 風俗店を利用しない
- 常に体を清潔な状態に保つ
- パートナーがいる場合、相手にも検査を受けてもらう
性病というリスクを極力減らす為にも、主に以上のように注意を払っているんですね。
⑥現場の衛生面も配慮されている
女優・男優だけに限らず、撮影現場では衛生面を徹底しているところも少なくありません。
作品によってはベッドや布団がない場所で行なわれることがあり、例えば床やトイレ・外での撮影なんてことも。床やトイレで撮影なんて汚い!と思ってイヤになりますよね(^^;)
ですが基本的には、撮影用に用意されたセット内で行なわれていたり、そうでなくても掃除を徹底して女優・男優に気持ち良くお仕事をしてもらえるよう配慮されていることが多いのです。
AVを見た事がある女性であれば分かるかもしれませんが、あんな汚いところでよくできるなっと思ったことはありませんか?汚く見せて実は演出の為のセットだったんですね。
AV女優も性病に掛かるリスクはある
性病のリスクはとても低いですが、実際にAV女優・男優が性病に掛かってしまったケースも存在します。
2018年、一人の女優がHIVに感染していることが発覚し大騒動に発展。HIVに感染後もいくつか仕事をこなしたことで大きな問題となりました。
他にも2019年に男優の一人がコンジローマに掛かったまま撮影現場に現れ、撮影は中止。こちらも大きな問題になりました。
女優・男優共に該当者は誰なのか、感染経路はなにか、は知ることができませんでしたが、以上のように感染してしまうリスクは0%ということはあり得ないのです。
AV女優兼風俗嬢は細心の注意を
AV女優の中で最も注意するべきは、風俗と兼任している女性です。
AVと違い風俗客は性病検査を事前に受けて来るといった手間を掛けません。他にも、自分が性病だと分かっていながら仕事をする風俗嬢も中にはいます。
先ほどご紹介した性病に掛かった女優・男優も、風俗から感染の可能性もあります。風俗でお仕事をした、プライベートで風俗を利用したとも考えられますよね。
ここで感染をしては、風俗でもAVでもお仕事が出来なくなってしまいます。
AV女優の多くは風俗と兼任してお仕事をしている女性が多く、その分性病・感染症・病気に十分注意をしてお仕事をこなしています。
万が一性病に掛かった場合はすぐにプロダクションへ報告
性病の疑いがある・もしくは性病に掛かった場合、直ぐにプロダクションのマネージャーに報告をするようにしてください。
些細なことでも体調に変化や違和感を覚えたのであれば、自分で判断するのではなく、まずは状況を報告しプロダクションと一緒に対処を考えていくのが賢明です。
ここで性病でなければそれに超したことはありませんが、自分で判断したり性病を隠したりすれば信用問題に掛かります。
しっかり嘘偽り無く報告すれば、今後も問題なくお仕事をしていくことが可能です。※性病に掛かっていた場合は、完治後からお仕事が可能。
風俗で性病に掛かった場合、基本的にお店とお客さんにしか迷惑は掛かりません。しかし、AVでは【プロダクション、メーカー、男優、現場スタッフ】の全てに迷惑を掛けることになってしまいます。
まとめ
以上が【AV女優は性病にならない?風俗よりもリスクが低いって本当?】についてでした。
AV業界は性病検査を義務付けし、男優の性病や衛生面の対策もしっかり行なわれています。
風俗のように「性病に掛かったらどうしよう….?」といった女性の不安や心配事も、AVなら軽減されやすいと言えます。
AV女優と風俗どっちをやるか考えていて性病が心配な方は、性病の心配がないAVを検討してみても良いかもしれません。
AVに対して不安に思うこと・疑問に思うことを解決し、少しでもお仕事のしやすい環境をお作り致します。お気軽にご連絡ください。