お仕事をしていく中で、体について風俗嬢が1番困ることは性病・病気(風邪等)ですよね。その次には生理や出血が問題があります。
なぜ困るかというと、生理中や出血している時は不快に思うお客さんが多いので、基本的にはお仕事を休まなくてはなりません。※海綿を入れて出勤する女性もいます。
よりたくさん稼ぐ為には1日でも多くお仕事をして稼ぎたい、と思う女性が多いはず。
しかし、生理でもないのに出血を起こすという事は体が不調を訴えている可能性もあります。
今回は不正出血の原因についてご説明していきます。
※海綿に関しては下記の『海綿の入れ方、取り出し方!!予期せぬ生理が来た時の対処方』で説明させて頂いておりますので参考にしてください。
不正出血ってなに?
不正出血とは、生理以外の時に膣から出血してしまう事を「不正出血」といいます。
不正出血には、「機能性出血」「器質(きしつ)性出血」の2種類があります。
機能性出血
機能性出血とは、女性ホルモンの乱れから起こる不正失血のことをいいます。
乱れる原因となるのが、
- ストレス
- 疲労
- 自立神経の乱れ
- 食生活の乱れ
- 過剰なダイエット
- 生活習慣が不規則
- 思春期・更年期
- ピルを休薬(きゅうやく)せず飲み続けている
- ピルの種類が体に合っていない
と女性ホルモンの乱れに繋がるものは幅広くあり、どれも現代女性に当てはまるものばかりです。
脳の中には、自律神経の中に視床下部(ししょうかぶ)と呼ばれる部分が存在します。
視床下部には、食欲・睡眠・性欲・体温調整・代謝機能・内分泌機能・心臓血管機能と、人間が生きていく上で必要な機能が備わっている重要な部位でもあります。
そしてホルモンは視床下部にも繋がっていて、女性ホルモンが崩れると自立神経も崩れ、そこから体に渡り不正出血を起こしてしまうんです。
女性ホルモンが乱れていても出血しない女性もいますが、出血に至るほどまだ崩れていないということ。
機能性出血は全ての女性がなりやすいものなので、病気や手術等の必要もなく心配いりません。一時的なものでもあり、ホルモンバランスを整えれば治ります。この機能性出血が主に女性に起こる不正出血になります。
ピルを服用している女性の場合、ピルには休薬期間というものがあり、連続で何シートか飲んだ後7日間はピルを飲むことをやめなければなりません。※薬によって連続して飲み続ける期間は違ってきます。
その休薬期間をせずに飲み続けていると、溜まってしまった子宮内の血が耐えきれずに出血してしまうんです。
またピルの種類によって体に合う・合わないもあるので、合わないピルを使い続けていると出血してしまう可能性もあります。
※ピルに関しては下記の『風俗嬢が【ピル】を服用するとこんなに嬉しいメリットがあります!』で説明させて頂いておりますので参考にしてください。
器質性出血
一方の器質性出血とは、卵巣・子宮の異変や膣内に炎症・傷が出来た際に起こる不正出血のことをいいます。
その原因となるものが(風俗嬢がなりやす順に並べています)
- 異物挿入(タンポン、アダルトグッズなど)
- 細菌性膣炎
- 膣部びらん
- 性病
- 妊娠
- 子宮がん類
以上が器質性出血の特徴です。
特に風俗嬢に多い症状がアダルトグッズや指入れで膣内を傷付けてしまうということです。
膣内はとても傷つきやすい為、アダルトグッズでがしがし動かされたり、手マンが激しく痛いお客さんなどに当たってしまった場合、傷ついてしまい不正出血を起こしてしまいます。特に膣が弱い女性は注意しなければなりません。
※膣が弱い女性の接客方法に関しては下記の『膣が弱い(痛くなる)女性でも風俗で稼ぐ方法』で説明させて頂いておりますので参考にしてください。
細菌性膣炎
細菌性炎症とは、膣内で細菌が増殖してしまい炎症をおこしている事をいいます。
女性の膣内には常に細菌が存在し、その細菌により膣内は酸性に保たれています。酸性を維持している事により膣内を健康に保ちつつ、感染を起こしやすい悪い細菌から守っているんです。
しかし、膣内を傷付けてしまう・性病に掛かってしまう・ホルモンバランスを崩してしまうと良い細菌が減少して、悪い細菌が増殖してしまい細菌性炎症を起こしてしまいます。
そこから出血に至ってしまう場合もありますが、病院で飲み薬または塗り薬で治ります。
膣部びらん
膣部びらんとは、子宮の入り口部分を覆っている粘膜が炎症などによって出血している事をいいます。
びらんは、病気などではなく女性ホルモンが活発な時に生理的状態になり、出血を起こすことがほとんどです。また、粘膜が薄く炎症になりやすいのも特徴です。
体質によっては、びらんがない女性もいるんです。治療も医師によって変わってきますが、自然治癒で治る事が多いため治療を必要としないケースも多いです。
風俗嬢は不正出血しやすい?
以上の原因で不正出血は起こりやすくなっていたんですね。
そしてほとんどの不正出血が、ホルモンの原因や細菌に感染してしまった事によるものです。
ある風俗嬢は、掛け持ちをして毎日のように出勤しハードに働いていました。
体も心も疲れきっている状態になり、不正出血を起こしてお店を休むことに。
本人は早く生理がきてしまったと思っていましたが、ゆっくり休んだことで出血は2~3日で止まったという実例があります。
このようにハードに風俗で働いている女性はホルモンバランスを崩しやすく、そして膣が傷つきやすい状態になっています。
休みなく膣を稼働している訳ですから、傷つきやすいのも当然ですよね。
勿論、こまめに休んでいる女性でも、お客さんのプレイで膣が傷ついてしまい出血してしまう事も十分にあります。
お金を稼ぐ事も大切ですが、体をしっかり休める事もとても重要で大切です。
疲れていないと思っていても休みを所々に入れ、しっかり休息をとるようにしましょう。
異変を感じたらすぐに病院
風俗嬢は不正出血しやすいとお伝えしましたが、もう一つなりやすいものが「性病」です。
上記の原因で不正出血をしてしまったのならば、自己治癒や病院ですぐに治ります。
しかし、性病はそう簡単には治りません!!
不正出血をした際に、
- 下腹部に熱・痛みを感じる
- 臭いがする
- 出血が長く続く
などの異変を感じたらすぐに病院へ行ってください。
不正出血は性病に感染してしまった可能性もあります。風俗のお仕事をしている女性ならば、その可能性は捨てきれません。
勿論、異変を感じなくても、心配・不安な女性はすぐに病院へ行くことをオススメします。
まとめ
以上が、「不正出血が起こるのはなぜ?病気?原因は?【風俗嬢悩み】」についてでした。
お店によっては、月1回の性病検査を無料で提供してくれるお店や、お店のかかりつけの病院で検査を半額で受診できる場合、月1回の検査を定めているお店もあります。
病院によって金額は異なりますが、検査代は¥10,000円~の金額がほとんどなので、特に検査を定めていないお店でも、自分で毎月しっかりと受診することをオススメします。
1回¥10,000~の出費で安心して長く働けますし、1万円前後ならばすぐに稼げます。
それよりも、受診を受けずに性病や病気の発見が遅れ、仕事が出来なくなるばかりではなく、病気を進行させてしまう可能性だってあります。
いくらお金を稼いでも健康でなければ何の意味もありません!!
面倒かもしれませんが、このお仕事を続けて行くのならばしっかりと検査をして健全にお仕事するようにしましょう♪